AV女優
AV女優は、アダルトビデオ(AV)に、主に性行為をする者として出演している女性の事。
AV女優には、女優の顔と名前で魅力をアピールする単体女優と、女優の魅力ではなく作品の内容(企画)で売るタイプの作品に出演する企画女優の2種類がある。
一般にAV女優という場合は単体女優を指す場合が多いが、2000年頃から企画女優の中にも単体女優並みの人気を持つ例が見られる様になった。これをキカタン女優などと呼ぶ。
容姿に恵まれない者や実年が23歳以上なら単体として扱われにくく、企画物などで別の長所を求められる(企画女優扱い)。
ほとんどの女優はAV事務所(AVプロダクション)に所属しており、出演料を折半する事でマネージメントされる立場にある。
AVメーカー(制作会社)から出演依頼を受ける事で初めて仕事(撮影)となる。そのため、新人AV女優は仕事を得られる様に事務所のマネージャーと共にメーカー回りをしてからようやく仕事が(収入が)得られる。このメーカー回りの事を業界用語では『面接回り』と言うが、一般的に言えば「オーディション」である。
体型(ヌード)は化粧で誤魔化す事ができないため、体型なども選考基準に含まれる。とはいえファッションモデルと違い、ある程度のふくよかさは要求されるようだ。全裸になることが前提である以上服を着て絵になる細さでなく、脱いだ時のボリューム感が要求されているようで、ポッチャリは多いが、ガリガリを見る事はまずない。
デビューから引退まで
AV女優は、街頭でスカウトされる場合とAV事務所が行うAV女優の募集に自ら応募する場合が半々と言われる。
出演報酬が高いため、安易に応募する女性も少なくないが、単体女優の場合なら選考基準が非常に厳しい(事務所サイトの表記を参考にすると)企画女優が95%を占めており、単体女優は5%程に留まるらしい。
芸能界から芸能事務所のアイドルや若手芸能タレントとして失敗した女性が流れ着きAV女優となる場合もある。
この中の一部には芸能事務所が先の売り出しに失敗し、本人の意思とは無関係にAV事務所に売り飛ばされたという噂のある女優もいる。
もっとも、この種の噂はAV黎明期から今まで幾度となく繰り返されて来たもので、現実的にこの種の噂が、真相がどうかはまた別である。視聴者が最も求める展開であることも付け加えざる得ないだろう。
この種の芸能からの転入にまつわる様々な噂が、結局噂の域から出る事がないのは、信憑性におよそ乏しい情報だからであり、本当の芸能事務所であればAV事務所との売買移籍・取り引き)などを行う事など、常識的にはあり得ない事である 。
なぜかこの種の噂は絶える事なく、一種の都市伝説的な様相さえ見せている。
逆に、芸能デビューへの足掛りという目的で、とにかく目立とうとAVデビューを試みる女性も存在する。
その中にはライターやカメラマンなどと手を組み、人気芸能人や俳優との間で男女関係のスキャンダルの構図を意図的に作り出し、写真週刊誌やテレビのワイドショーに情報を売り込むか意図的にリークするなどして話題として盛り上げさせる事で、自身の売名のために利用しようと考える者もいる。
但し、この種の目論見がうまく行った事は過去にほとんどなく、多くは関係を持った芸能人に逆に内幕をばらされ、かえって嘲笑の対象となり、特にテレビでは名前も顔も露出する事がないまま瞬く間に忘れ去られる事になる。
結論として、AV女優として売れ続けるのも困難になったため、芸能界との繋がりを一つのステータスとして見做していると考えられる。ある意味、(過剰な)演出の一つである可能性が高い。



